初めての転職! 忘れがちな重要確認ポイント4点【体験談あり】
25歳で初めて転職活動を経験しました。
企業を選ぶ際、業務内容や残業時間ばかりに意識がいき、今となっては「入社前に確認しておくべきだったな…」と思うことがらちらほら。
そこで、私の実体験に基づき、意外と見落としがちな転職活動時の確認事項を紹介します。
当たり前に確認しておくべき点
業務内容
求人票だけでは掴み切れない細かい業務内容・業務範囲は面接で聞いておきましょう。
私自身はWEBディレクターの職種を中心に応募を行っていたので、WEBサイトの中でもどのようなページを担当するのか、どこからどこまでが業務内容になるのか(制作のみのディレクションなのか、企画段階からのディレクションなのか、など)を面接で聞いていました。
また、業務内容に付随して、チーム内のメンバー構成とそれぞれの担当人数、年代等も併せて確認すると、よりギャップがなくなります。
メンバーの雰囲気なども聞ければ、入社前の不安も軽減されます。
残業時間/残業手当
前職を離職した理由の1つが、裁量労働制による残業でした。
そのため転職の際は裁量労働制であっても、「みなし残業時間を超えた分は残業代が支給されるか」「チームのメンバーの月平均残業は求人票に記載の通りか」などを確認しました。
転職エージェントを利用した転職活動だったので、面接で聞きづらかった場合はエージェントを通してヒアリングしていただいたりもしました。
結果、入社前に聞いていた情報とのギャップはなく、むしろ定時帰りできているので、いい職場に出会えました。
忘れがちだけど超重要!確認ポイント4点
①賞与の発生タイミング
初めての転職で一番がっかりした観点が、初年度の賞与。
年収や目先の月給は確認していたのですが、転職1年目は多くの場合、賞与は付与されません。
新卒入社の1年目は満額ではなくても賞与が出ていたため、すっかりこの観点を失念していました。
賞与は「前年度の労働に対して次年度に支給されるもの」なので、賞与の算定期間や初年度の年収はあらかじめ人事に確認するのがおススメです。
②有給や年次休暇の日数
まず、有給休暇はどのタイミングで付与されるかを確認しましょう。
私の場合は8月入社で、3ヶ月後付与だったのですが、元からどうしても休みたい日があり、欠勤扱いにてお休みをいただきました。
また、年次休暇も必ず確認しましょう。
稀だとは思いますが、私の転職した会社は業界柄、夏休み休暇がなく有給を使って夏休みを取ることを、入社後に知りました。
当たり前だと思っていた休暇制度がないこともあるので、確認した方がいいポイントです。
③評価制度や昇給について
「評価制度はどのような形で行われますか」というざっくりした質問はしていたのですが、これでは何も聞けていないと同様の状態。
私の場合、思いのほか評価による昇給がなく、すでに次の転職を考える始末です。
なので、以下のような観点は、細かく聞いた方がいい重要ポイントです!
・年度の評価は誰がどのような形で行うか
・評価による昇給はどの程度か
・役職の昇給スピードはどの程度か
目先の年収だけではなく、3年後、5年後にどう昇格・昇給していくのかをしっかり確認しましょう!
④資格補助の有無
特に専門的な知識が必要な業界や職種は、業務に応じてスキルセットをする必要があります。
その際、資格受験費やスクール費用が出るかどうかはモチベーションにもつながりますよね。
前職は資格補助があったためWEBに関する知識習得に前向きに取り組んでいたのですが、現職は補助が全くなかったため自費でスキルセットをしようというモチベーションが起こらず…。
都内1人暮らし手取り25万円の中で資格取得のための費用を出すのが惜しいのが現実です。
自分でスキルセットできる方は問題ないかと思いますが、評価目標として資格取得が入ることでやる気が出る方や補助が欲しい人は要チェックです。
転職活動は情報戦!
初めての転職では「前職より条件が良くなること」ばかりに目を向けていて、細かい条件面の確認が抜けがちです。
実際、私は「なんで聞かなかったんだ…」と後悔した観点が入社後たくさん出てきている状況です。
私の体験談が少しでも皆さまの転職活動にお役に立ちますように。